快適さの鍵「差尺」のお話し
快適なダイニング空間を作る上で非常に大切な「差尺」についてお話しします。 「差尺」とは、テーブルの天板の高さと椅子の座面の高さの差のことを指します。この差が適切であるかどうかで、食事のしやすさや、くつろぎの質が大きく変わってきます。
●最適な差尺は27センチ~30センチ

日本人の体型であれば、一般的に27センチ〜30センチが最適な差尺とされています。私たちが作るテーブルも、この差尺を意識してお使いいただくことで、より心地よい時間をお過ごしいただけると考えています。
ご自身の体型に合わせた差尺を知るには、以下の計算式が目安になります 。
1. 座高を算出 身長 × 0.55
2. 最適な差尺を算出: (座高 ÷ 3) - 2cm
例えば、身長160cmの方の場合、座高は約88cm(160cm × 0.55)となり、最適な差尺は約26.3~27.3cm(88 ÷ 3 - (2~3)cm)となります。
差尺が大きすぎる場合(椅子が低い): 腕を上げながら食事をする体勢になり、テーブルの奥のものが取りづらく、食べにくさを感じます。 また書き物や勉強をする際にも、腕が上がってしまい、非常に辛い姿勢になります。
差尺が小さすぎる場合(椅子が高い): 顔からテーブルまでの距離が遠くなり、食事をする際に前かがみの姿勢になってしまい、姿勢が悪くなります。
たった数センチの違いでも、日々の快適さに大きな影響を与えます。 お座りになってご確認いただくのが確実です、御来店お待ちしております。
